食品ロスは年間どれくらい?日本の現状を数字で解説

日本の食品ロスは2024年度(令和6年度)推計で約461万トン。事業系約237万トン、家庭系約224万トンです。

食品ロスとは

食品ロスとは、本来食べられるにもかかわらず捨てられている食品のことです。食品を作る段階から、流通、お店、飲食店、家庭まで、さまざまな場面で発生します。

日本の数字(2024年度推計)

農林水産省・環境省の推計(2024年度/令和6年度、2026年6月30日公表)は次のとおりです。

  • 合計: 約461万トン
  • 事業系(製造・卸・小売・外食): 約237万トン
  • 家庭系: 約224万トン

事業系食品ロス量は2000年度比で57%削減されており、国は2030年度までに60%削減する目標を掲げています。2019年に施行された「食品ロスの削減の推進に関する法律」に基づいて、国・自治体・事業者・消費者が取り組みを進めています。

事業から出る食品ロスの主な理由

事業系では、たとえば次のような理由で食品が売れ残ったり、流通から外れたりします。

  • 賞味期限までの残りが少なくなった(納品や販売の期限を過ぎた)
  • 商品の包装やデザインが変わり、旧パッケージ品が残った
  • 見込みより多く作った・仕入れた(過剰在庫)
  • 箱の傷みなど、中身に影響しない見た目の理由

食品流通の商慣習については「1/3ルール」の解説もご覧ください。

私たちにできること

家庭では、買いすぎない・使い切る・期限の表示を正しく理解する、といった小さな工夫が食品ロスの削減につながります。事業者の間では、流通から外れた食品を必要とする事業者へ届け直す取り組みが広がっています。「再’de Dish Round」もその一つです。

出典

この記事のよくある質問

食品ロスと食品廃棄物は同じですか

同じではありません。食品廃棄物には、骨や皮など食べられない部分も含まれます。食品ロスは、そのうち本来食べられるのに捨てられたものを指します。

食品ロスは事業系と家庭系どちらが多いですか

2024年度の推計では、事業系が約237万トン、家庭系が約224万トンで、事業系がやや多くなっています。

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